第3回 病院からの検査の分離のためのデバイス開発

 日本MOT学会第3回デジタル田園都市研究会を下記のように開催いたします。コロナ禍で自宅で検査キットを使用した検体の採取や送付による検査手法等が進むと同時に、予防や治療へつながるための課題も明らかとなりました。病院から分離された場所で実施できる先駆的なデバイスを用いた検査等の取り組み事例を基に、可能性や課題の解決策を議論します。学際的な分野ですので、日本MOT学会会員の中で多様な研究分野からの専門家、学生の参加をお待ちしています。外部からの参加者は初回は無料ですが、次回より日本MOT学会への入会登録をお願いいたします。是非ご登録ください。

研究会への出欠をご入力ください https://forms.gle/xGCGYGkSNQxuwbZ49
出席者に後日IDをお送りします。

日時:2022年12月20日(火) 18:00-20:00

会場:zoom にて開催

18:00-18:05
開会の挨拶と講師の紹介
林 裕子 デジタル田園都市研究会委員長(山口大学 大学院技術経営研究科 教授(特命)、日本MOT学会副会長)

司会+ディスカッションモデレーター
加納信吾 デジタル田園都市研究会副委員長(東京大学大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻 医療イノベーションコース バイオイノベーション政策分野 教授)

18:05-18:55
(講演25分+ディスカッション25分)
沖山 翔氏 アイリス株式会社 代表取締役社長/医師
2010年東京大学医学部卒業。日本赤十字社医療センター(救命救急)での勤務を経て、ドクターヘリ添乗医、災害派遣医療チームDMAT隊員として救急医療に従事。2015年 医療ベンチャー株式会社メドレー執行役員。 2017年 アイリス株式会社 創業、代表取締役。国立研究開発法人 産業技術総合研究所AI技術コンソーシアム委員・医用画像ワーキンググループ発起人、救急科専門医。インフルエンザを自宅で診断できるデバイス(販売名nodoca(ノドカ))を開発し、製造承認を取得した。

18:55-19:20
(講演20分+ディスカッション5分)
林崎 良英氏 株式会社ダナフォーム 代表取締役、1957年大阪府生まれ。1982年大阪大学大学院医学部内科系博士課程修了。理化学研究所予防医療・診断技術開発プログラムプログラムディレクター、理事長補佐等を経て株式会社ダナフォームを創業。文部科学大臣賞(科学技術賞)、紫綬褒章、ヒト遺伝子解析機構HUGOのChen Award他、国内外の多数を受賞。医学博士。

19:20-19:45
(講演20分+ディスカッション5分)
内閣官房「規制のサンドボックス制度」より講師 「規制のサンドボックス制度」とはIoT、ブロックチェーン、ロボット等の新たな技術の実用化や、プラットフォーマー型ビジネス、シェアリングエコノミーなどの新たなビジネスモデルの実施が、現行規制との関係で困難である場合に、新しい技術やビジネスモデルの社会実装に向け、事業者の申請に基づき、規制官庁の認定を受けた実証を行い、実証により得られた情報やデータを用いて規制の見直しに繋げていく制度。第二回の研究会の登壇者である株式会社MICINはインフルエンザ罹患時のオンライン受診勧奨サービスで医療分野第一号となる規制のサンドボックス制度の認定を取得した。

19:45-19:55
全体ディスカッション

19:55-20:00
ラップアップ
玄場公規 デジタル田園都市研究会副委員長((法政大学イノベーション・マネジメント研究科 教授)