日本MOT学会 2021年11月度第1回講演会

「知識論の視点による次世代人工知能の構想(未来工学研究所の調査研究から)」

共催
日本MOT学会,北陸先端科学技術大学院大学,
日本MOT振興協会(予定),科学技術と経済の会(予定)

 MOTに関心のお持ちの皆様には日頃から多大のご支援をいただきありがとうございます。今般、北陸先端科学技術大学院大学との共催で、未来工学研究所 主席研究員 林 隆臣 氏に、未来工学研究所の調査研究で実施した「次世代人工知能の構想」に関して、ご講演を頂くこととなりました。オンラインでの開催となりますので、多数の皆様のご参加をお待ちいたします。

1.日時

2021年11月5日(金)(18時30分~20時30分)

2.場所

オンライン会議システム(WebEx)

3.題目

「知識論の視点による次世代人工知能の構想(未来工学研究所の調査研究から)」

4.講師

林 隆臣 氏
(公益財団法人未来工学研究所 主席研究員/日本経済大学大学院エンターテイメントビジネス研究所 研究員)

5.講演要旨

深層学習の登場によって、第三次人工知能ブーム起こって久しいが、その限界や課題の議論も数多くみられる。未来工学研究所においては、次世代の人工知能を探索するため、認識論を基盤とした知識論の枠組みを用いて2017年の時点で我が国の実態を分析した。さらに、実態的調査結果を踏まえ、深層学習を中心とする機械学習によるアプローチでは扱いがたい領域を想定し、その領域に踏み込むための次世代型人工知能とはどのようなものであるかについて検討を実施した。本講演では、知識論の枠組みを用いた実態調査や、既存のアプローチでは扱いがたい領域の探索の考え方について、前述二つの調査研究内容をもとにご紹介する。

6.講師略歴

日本電気株式会社において、コンピュータインストラクター、自治体向けシステムのソリューション企画・提案、ITサービス・マネジメントのコンサルティングに携り、2012年退職。2019年に一時復帰し半年間デジタル・トラスト関連の業務に携わる。在職中に社会人学生として情報工学とサービスサイエンスを学ぶ。2013年、未来工学研究所入所。プライバシー問題に関する調査研究、企業のイノベーションマネジメントなど多岐にわたる調査分析に携わる。また、所内研究「次世代人工知能の構想」においては、「創作物に描かれる機械に存在する心の読み取り」を担当。主な研究領域は小説・アニメ・ゲームとテクノロジーの関係。

参加対象

日本MOT学会員、日本MOT振興協会会員、科学技術と経済の会会員、日本MOT学会員から紹介された方のある方、JAIST関係者(参加費無料)

申し込みページ

https://forms.gle/usYcmcySXF8fCHzt5

申し込み締切日

11月5 日(金)17:00

問い合わせ先

内平直志 uchihira[at]jaist.ac.jp([at]を @ に変えて下さい)
(日本MOT学会企画委員,北陸先端科学技術大学院大学 教授)