2022年度第1回(WEB)企業見学会のご案内

共催 日本MOT振興協会・科学技術と経済の会、研究イノベーション学会

MOTに関心のお持ちの皆様には日頃から多大のご支援をいただきありがとうございます。今般、京都のサイエンス型ベンチャーを2社訪問し、ベンチャー設立者によるご講演とパネルディスカッションを行うことになりました。オンラインでの開催となりますので、多数の皆様のご参加をお待ちいたします。

1.日時: 2022年 9月7日(水)(18時~20時40分)
2.場所:オンライン会議システム(Zoomを予定)
3.次第:
(1)開会のご挨拶:日本MOT学会企画委員長 野元 伸一郎(18時~18時5分)
(2)講演 ① (18時5分~18時45分) 
株式会社 幹細胞&デバイス研究所 代表取締役 加藤謙介 博士(技術経営)
   講演 ② (18時 45分~ 19時 25分)
株式会社 AFI テクノロジー 代表取締役社長 円城寺隆治 博士(工学)
   パネルディスカッション ( 19時35分~20時35分)
進行役 宮崎久美子(日本MOT学会理事、立命館アジア太平洋大学 特別招聘教授)
 (3) 閉会のご挨拶  (20時35 分~20時40分 朝隅副会長)

概要
ベンチャー企業は様々な業種で設立されていますが、本見学会では注目されている京都のサイエンス型ベンチャー2社を訪問し、技術経営の観点から起業の経緯、サイエンスの商業化の課題、京大や他の企業との連携、ベンチャーの成長に影響を与えた要因、京都のベンチャーエコシステム等についてご紹介いただき、その上で活発な意見交換を行うことを目指しています。

訪問先の紹介
① 株式会社 幹細胞&デバイス研究所(SCAD:Stem Cell & Device Laboratory, Inc.)

【概要】
当社はヒトiPS細胞を活用した薬効薬理評価系を開発し、これを応用した創薬探索、いわゆる「iPS創薬」を事業として進めている2014年に設立された京都大学発ベンチャーです。
2019年に国家戦略特別区域法にもとづく事業認定と特定認定を受けたことから、血液法で規制されたヒト血液由来物質の商用利用の禁止に対する特例として規制緩和を受けています。これにより、血液由来のiPS細胞を用いた創薬探索を事業として認められた国内最初で唯一の企業となりました。
特に希少疾患の患者さんの血液に由来したiPS細胞を作製し、神経などの細胞へ分化誘導して疾患の状態を細胞レベルで再現した疾患モデル細胞を開発し、この病態を改善する薬の探索に取り組んでいます。
当見学会では、事業の概要に加えて、起業の経緯や、設立初期の経営的な課題について、MOTの視点を含めて紹介します。

【講師】
株式会社 幹細胞&デバイス研究所 代表取締役 加藤謙介 博士(技術経営)

1993年 (株)日立製作所機械研究所、2000年から事業部へ異動、設計開発課長として製品開発・事業開発を牽引。技術経営分野へ転向し、2008年 東京工業大学発ベンチャーを設立。製造業、公的研究機関を対象とした技術基盤の新事業開発戦略の策定と実行を通じ、ライフサイエンスを含めた先端技術の社会実装に携わる。
2014年 (株)幹細胞&デバイス研究所を設立、代表取締役就任
2010年~2020年 東京大学大学院新領域創成科学研究科 非常勤講師(MOTプログラム)2021年~ 立命館アジア太平洋大学国際経営学部 客員教授
東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科 博士課程修了 博士(技術経営)

② 株式会社 AFIテクノロジー

【事業概要】
前職時代の2004年に微生物の迅速ラベルフリー検出システムの研究を開始、2005年から東京都立大との共同研究を基軸として、誘電泳動原理による微生物検出システムの研究開発に従事しました。そこで研究機関・各大学および企業向けに基礎検証用のデバイスの開発販売を実施、後のAFIテクノロジーの根幹技術となる微生物分離技術「AMATAR®」の基礎を構築しました。2013年から当該事業をAFIテクノロジーへ継承したうえで、AMATAR®原理を搭載した微生物・細胞の迅速分析装置「ELESTA®(エレスタ)シリーズ」の開発に着手、2020年にHACCPプランの工程管理における最新型の迅速生菌モニタリングシステム「ELESTA® PixeeMo®」の販売を開始しました。世界標準化を目指し、同装置に対するAOAC-PTM認証を米国で取得しています。主な販売先は食品飲料メーカーですが、近年は化粧品、ウォーターサーバー、製薬企業との取引が急増しています。2021年にはライフサイエンス向けシステムであるラベルフリータイプ細胞分離装置「ELESTA® CROSSORTER®」の販売を開始しました。同年、京都大学、(株)SCREENホールディングス、京ダイアグノスティクス(株)との共同研究プロジェクトを開始して、体外で高精度にがん治療効果を予測する「がん個別化医療」の研究開発に着手しました。

【講師】
株式会社 AFI テクノロジー 代表取締役社長 円城寺隆治 博士(工学)

学歴
2012年9月 東京都立大学(旧首都大学東京)大学院 理工学研究科電子電気工学専攻博士後期課程 修了、博士(工学)

職歴
1993年4月:(株)重松製作所 研究部
2000年4月:(株)重松製作所 第二研究室 室長
2003年6月:エンテストジャパン(株) 新技術開発室 室長
2005年4月:東京都立大学大学院 共同研究員
2008年7月:フィルテクノジャパン(株) 代表取締役
2013年5月:(株)AFIテクノロジー 取締役
2013年4月:東京都立大学大学院 客員研究員
2014年9月:(株)AFIテクノロジー 代表取締役社長
現職に至る

参加対象:日本MOT 学会員、日本MOT 振興協会会員、科学技術と経済の会会員、日本MOT 学会員から紹介された方(参加費無料).研究イノベーション学会
申し込みページ: https://forms.gle/K6fJpd5MRZG12VQB6
申し込み締切日:9月1日(木)
問い合わせ先:野元 伸一郎 s_nomoto[at]kiiplandnap.co.jp([at]を@に変更してください。)
(日本MOT学会企画委員長/株式会社kiipl & nap エグゼクティブコンサルタント)今回もWEBでのイベントになりますが、皆様のご参加をお待ちしております。参加募集人数に限りがございますので、お早めにお申し込みをお願い致します。