「官民ファンドのリスクマネー供給機能のあり方」
- 共催
- 日本ＭＯＴ学会・日本ＭＯＴ振興協会・科学技術と経済の会・研究イノベーション学会
- 後援
- 東京科学大学 総合研究院 集積Green-niX+研究ユニット・文科省X-nics/集積Green-niX研究・人材育成拠点
技術経営（MOT）に関心のお持ちの皆様には日頃から多大のご支援をいただきありがとうございます。今般、元INCJ社長の勝又幹英氏をお招きして、官民ファンドINCJでのご経験を元に、今後の日本の産業界の再編、スタートアップエコシステムについての教訓などについて、ご講演を頂くこととなりました。オンラインでのご視聴も可能ですので、多数の皆様のご参加をお待ちいたします。
記
1.日時
2025年12月2日（火）(18時30分～20時00分)
2.場所
東京科学大学 大岡山キャンパス 石川台地区：石川台1号館 7階 754号室
及びオンラインシステム（Zoom）によるハイブリット
なお、Zoom接続URLは11/27（木）AMに配信いたします。
石川台７号館(ELSI-1) Ishikawadai Bldg.7
※大岡山駅から石川台1号館までは徒歩で約10分
3.次第
（1）開会の挨拶：日本MOT学会企画委員長 (18時30分～18時40分)
（2）講演 (18時40分～20時00分)
【講演要旨】
産業革新機構（INCJ）は、2007年に、“オープンイノベーションを通じて、次世代の国富を担う産業を育成、創出する”ことを設立趣旨として設立されました。設立以後、総投資案件数144件、総投資元本約1.3兆円、という巨大な投資ポートフォリオを構築し、先般、全ての投資案件の回収を終了しました。一方、官民ファンドとしての金融投資に加えて、①産業再編による産業競争力の強化、②スタートアップエコシステムの強靭化、③知財の活用、④VCへの資金供給、そして⑤次世代を担う人材育成・市場への人材輩出、など、様々な貢献を行ってきています。約16年間にわたる投資活動を通じた様々な失敗経験、成功体験などの活動を振り返り、今後の日本の産業界、スタートアップエコシステムについての教訓、今後への提言を行い、参加者の皆様と意見交換をさせて頂ければと思います。
【講師】元INCJ社長 勝又幹英氏
＜プロフィール＞
- 1983年3月
- 東京大学教養学部教養学科（国際関係論）卒
- 1987年5月
- 法学外交学修士、フレッチャー法学外交学大学院卒、タフツ大學、米国
- 2012年8月
- スタンフォードエグゼクティブプログラム修了、スタンフォード大学経営大学院、米国
- 兼職：
- 脱炭素化支援ファンズオブファンズ（東京都） シニアアドバイザー 中小基盤整備機構 出資先候補評価委員、有限会社ジャベリン代表取締役、非常勤講師（東京大学教養学部、広島大学、東京農工大学）
業務経歴：
- 1983年4月
- 旧㈱日本興業銀行入行 （現みずほ銀行）
- 1999年8月
- メリルリンチ日本証券入社Global Principal Investments, ディレクター
- 2002年4月
- 日本みらいキャピタル㈱設立、取締役パートナー＆CFO
- 2007年4月
- ニュー・フロンティア・キャピタル・マネジメント㈱設立、
代表取締役社長（CEO） - 2010年6月
- モバイル・インターネット・キャピタル㈱、代表取締役社長（CEO）
- 2015年4月
- ㈱産業革新機構、専務執行役員（CIO）
- 2015年7月
- ㈱産業革新機構、代表取締役社長（COO）
- 2018年9月
- ㈱ＩＮＣＪ※、代表取締役社長（COO）
※㈱産業革新機構は産業競争力強化法の改正に伴い、2018年9月に新設分割され ㈱INCJへ事業承継された。 - 2025年6月
- ㈱INCJ退任（現在に至る）
参加対象
日本MOT学会員、日本MOT振興協会会員、科学技術と経済の会、研究・イノベーション学会会員、東京科学大学 総合研究院 集積Green-niX+研究ユニットから紹介された方、関係者（紹介者含む）、東京科学大学CUMOT同窓生、JAIST関係者は参加費無料
申し込みページ
申し込み締切日
11月26日（水）
問い合わせ先
服部健一 khattori[at]helicityx.com（[at]を@に変更してください。）（日本MOT学会企画委員／ヘリシティX 代表）
椎名和仁 k.shiina2024[at]gmail.com（[at]を@に変更してください。） （日本MOT学会企画委員／大原記念労働科学研究所）