日本MOT学会 2025年11月度講演会のご案内

「Inclusion for Innovation -みんなが主役の時代を創る-」

共催 日本MOT学会・日本MOT振興協会・科学技術と経済の会・日本労働科学学会

 技術経営(MOT)に関心のお持ちの皆様には日頃から多大のご支援をいただきありがとうございます。今般、障害者手帳のデジタル化を実現した「ミライロID」の普及とさらなる活用を進める株式会社ミライロで新事業開発を手掛ける井原様にご講演頂くことになりました。障害をお持ちの方々の社会参画を福祉の域を超えビジネスの視点でとらえ、様々な取り組みが生まれている現状などの最新動向をお話しいただきます。

1.日時

2025年11月26日(水)(18時30分~20時00分)

2.場所

オンライン開催
※参加者に3日前までに接続URLを配信します。

3.次第

(1)開会の挨拶:日本MOT学会 企画委員長 (18時30分~18時40分)
(2)講演 (18時40分~20時00分)

【講演要旨】

 日本には人口の約10%の方が障害者手帳を持っているといわれています。
 世界的にもダイバーシティー、インクルージョンという考えが浸透する中で、日本においても2024年4月1日に改正障害者差別解消法が施行され、障害者法定雇用率は段階的に引き上げられ令和8年7月には2.7%となり、障害のある方の社会参画が進んでいます。
2019年1月に開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)では、世界500社のビジネスリーダーが世界最大規模の経営者ネットワーク「The Valuable 500」を発足させ、障害者が社会、ビジネス、経済における潜在的な価値を発揮できるような改革を起こすこと宣言し、約50社に及ぶ日本企業もサインをし、技術を活用した社会参画を後押しすることを宣言しています。
その中で、日本で紙の障害者手帳のデジタル化実現したスマホアプリ「ミライロID」の運用・普及を推進する株式会社ミライロIDは、企業連携を進め、障害のある方々をより良くするための仕掛けを打ち出しています。
 障害者を取り巻く環境、新しい仕掛けについて、どのように社会に受容されて社会が変わってきているか、お話伺いたいと思います。

【講師】株式会社ミライロ 取締役 井原充貴氏

<プロフィール>
ITソリューション部 部長 兼 社長室担当
大学卒業後、大手銀行などを経て株式会社ミライロに入社。入社後、一貫して個人顧客向けサービス事業に従事。2016年に、ミライロIDの前身となるバリアフリー地図アプリ「Bmaps」を公開。2019年にデジタル障害者手帳「ミライロID」をリリース。障害者のライフプラットフォームの構築に取り組む。

参考
株式会社ミライロ
デジタル障害者手帳「ミライロID」

参加対象

日本MOT学会員、日本MOT振興協会会員、科学技術と経済の会、日本労働科学学会から紹介された方、関係者(紹介者含む)、東京科学大CUMOT関係者は参加費無料 

申し込みページ

日本MOT学会 2025年11月度講演会

申し込み締切日

11月19日(水)

問い合わせ先

瀧澤絵里子 eritaki72[at]nec.com([at]を@に変更してください。)(日本MOT学会企画委員/日本電気㈱)
椎名和仁 k.shiina2024[at]gmail.com([at]を@に変更してください。) (日本MOT学会企画委員/大原記念労働科学研究所)