共催 日本MOT振興協会・科学技術と経済の会、 研究イノベーション学会
「脱炭素、日本および米国とシリコンバレーの現状と展望」
技術経営(MOT)に関心のお持ちの皆様には日頃から多大のご支援をいただきありがとうございます。
「脱炭素」は、世界の産業におおきな影響を及ぼすと共に激動しています。
今回、日本および米国とシリコンバレーにおける「脱炭素」の現状と展望について、立命館アジア太平洋大学中田行彦名誉教授と、シリコンバレーで活躍されるAZCA, Inc石井正純.代表取締役から、講演をいただき、討論を行うこととなりました。オンラインでの開催となりますので、多数の皆様のご参加をお待ちいたします。
記
1.日 時:
2023年1月27日(金)(18時00分~20時10分)
2.場所:
オンライン会議システム(Zoom)、参加費無料
3.次第:
- (1)
- 開会の挨拶:日本MOT学会 (18時00分~18時05分)
- (2)
- 講演 ① (18時05分~18時45分)
「激動する脱炭素、日本の現状と大学発ベンチャーへの期待」
立命館アジア太平洋大学 名誉教授、日本MOT学会理事・企画委員 中田行彦
講演要旨
菅義偉首相は、2020年10月に「脱炭素を実現する」と宣言した。日本は太陽電池で世界一になった実績を持っていたが、現在は凋落している。また日本の風車メーカーは、2020年にはすべて撤退した。この様に日本は脱炭素で世界に出遅れている。日本企業は、過去の政策から多くのことを学べるはずだ。この状況で、京都大学発「脱炭素ベンチャー」の(株)エネコートテクノロジーと京都フュージョニアリング(KF)(株)に期待している。講師経歴
- 1971年
- 神戸大学大学院卒業後、シャープに入社。以降、33年間勤務。
液晶の研究開発に約12年、太陽電池の研究開発に約18年、
その間、3年間、米国のシャープアメリカ研究所など米国勤務。 - 2004年から
- 立命館アジア太平洋大学の教授として、技術経営を教育・研究。
- 2009年10月から2010年3月まで、
- 米国スタンフォード大学客員教授。
- 2015年7月から2018年6月まで、
- 日本MOT学会企画委員長。
- 2017年から
- 立命館アジア太平洋大学 名誉教授。京都在住
- (2)
- 講演 ② (18時50分~19時35分)
「脱炭素、米国とシリコンバレーの現状と展望」
AZCA, Inc. 代表取締役 石井正純
講演要旨
AZCA, Inc. 代表取締役 石井正純は、環境エネルギー分野でのVC活動も含め、シリコンバレーのビジネスを30年以上にわたり最前線で見てきた。脱炭素について、米国とシリコンバレーの現状と展望を述べる。そして、“シリコンバレーの活用術”を説く。講師経歴
- 1972年
- 東京大学工学部計数工学科卒業、丸紅エレクトロニクス(株)入社
- 1973年
- 日本IBM入社
- 1976年
- スタンフォード大学大学院留学
- 1981年
- マッキンゼー&カンパニー入社
- 1985年
- シリコンバレーにAZCA, Inc.設立 現在に至る
- 2002年から2016年まで
- シリコンバレーで環境エネルギー分野を含むVCファンドを運用
- 2005年から2018年まで
- 静岡大学大学院客員教授。
- 2012年から2018年まで
- 早稲田大学ビジネススクール客員教授。
- 2018年からは
- 東洋大学の学術アドバイザーおよび中部大学工学部の客員教授兼任。
- (3)
- 総合討論(19時40分~20時10分)
進行役 中田行彦 (立命館アジア太平洋大学 名誉教授、日本mot学会理事・企画委員)
4.申し込み〆切:
2023年1月23日(月)
申込URL: https://forms.gle/NWZXbeHZWp515HDTA
5.共催:
日本MOT振興協会・科学技術と経済の会、研究イノベーション学会
参加対象:
日本MOT学会員、日本MOT振興協会会員、科学技術と経済の会、研究イノベーション学会員は参加費無料
問い合わせ先:
中田行彦 nakata[at]apu.ac.jp([at]を @ に変えて下さい)
(立命館アジア太平洋大学 名誉教授、日本MOT学会理事・企画委員)